ははになるなる。

42歳で初めて母になっていく、戸惑い&気づき&愉しむ日記。

仕事脳から母親脳へ。

今週末は歌仙会といって、お能の夏の発表会があります。
朝7時45分には着付けていただく先生のお宅へお伺いして、8時30分には出発。
会場までは、主人に車で送ってもらい、10時からは長い一日の始まりです。
番組がすべて終わるのはおよそ18時頃で、それから1時間半ほどの宴会があり、
お開きは19時半から20時頃になりそうです。

先生と奥様には事情をお話してあるので、
「気持ちがわるいときは、いつでも楽にしてね」と仰ってくださっています。
これほどの長い間、ずっと着物を着たまま長丁場の発表会に参加することが
果たしてできるのだろうか…。
なんといっても、刻々と様子が変わるつわりの状態。もちろん心配はありますが、
今はとにかく自分の身体に素直に、気分がわるくなってしまった時は、場に流されず
スマートに、席をはずしたり休ませていただく術も、身につけていかなくては
ならないことだなあと思っています。

これまで、仕事が何よりもの優先事項でした。
赤ちゃんが生まれてきてくれた後は、赤ちゃんのことを再優先に考え、
行動することが求められてくるでしょう。
仕事脳から母親脳へと、自然に変わっていってくれることもあるのでしょうが、
こうしてせっかく280日も、お腹の中で赤ちゃんを育るという特別な時間が
あるのですから、意識的にも無意識的にも、この期間をお母さんになるまでの
素敵な時間にしたいです。

ただ仕事は、このつわりを乗りきるためにも、今とても有り難い存在になっています。
一日オフの日のほうが、下手に身体に意識が集中してしまって、やっぱり気持ちが
わるい気がする…。と、つわりを増幅させてしまいます。
仕事脳から母親脳へ、そして仕事と母親の両立脳へ。

がんばります。