ははになるなる。

42歳で初めて母になっていく、戸惑い&気づき&愉しむ日記。

無痛分娩を選択しています。

先日、人生で初めての母親学級に参加してきました。
お産でお世話になる産婦人科さん主催のもので、
無痛分娩について理解を深めるお話をしていただきました。

そうです、私たち夫婦は無痛分娩を選択しました。
特に主人が、わたしにそれを希望してきました。

「なんで無痛分娩が良いと思ったの?」と尋ねると、
主人は「できるだけnalupには痛い思いをしてほしくないから」と言いました。
続けて「年齢も年齢だし…。以前ジャガー横田さんの出産をテレビで見て、
ああ、こういう産み方もあるんだなあって知ったとき、もう決めてた」と。
「ええ?!もうずっと前から決めてたの?」とびっくり。
「うん、もしも妊娠して出産してもらうときがきたら、
そのときは無痛分娩にしてもらおうって決めてた」

改めて主人の未来設計力に驚かされるばかりです。


ただいざ実行というときになって、無痛分娩は、
日本ではまだ稀な分娩方法だということを知りました。
アメリカやフランスではほぼ当たり前になっているようですが、
国内では全体の3%ほどだそうで、たしかに
自宅からほど近くにある産婦人科が充実している大きな病院でも、
無痛分娩の数は全体の分娩数の16%であるということがわかりました。


うーん…、16%の実績って…。ちょっと不安でした。
そこで、別の医院を探すことに。
ありがたいことに、自宅から車で30分ほどのところに、
無痛分娩のベテランの先生がいらっしゃることがわかりました。

こちらの産婦人科では、昭和62年から9割以上の産婦さんが無痛分娩をされています。
母親学級にいらした5組の妊婦さんの中にも、旦那さんがこちらで無痛分娩で
生まれましたという方や、弟さんがやはりこちらで無痛分娩で生まれました、
という方がおられました。
また、横浜から里帰り出産でおられる方もいて、
横浜の自宅から通える無痛分娩の医院を探したけれどなかった、と仰っていました。
あと東京や横浜といった都会では、やっぱり出産費用も高いようですね。
100万円したとか150万円したとかと聞いたそうです。

安心して出産できる場所、安心して妊娠期間中を過ごせること、
そして家族の理解があれば、何より幸せなことですね。

まさかこの歳で妊娠と出産を経験させてもらえるとは思ってもいませんでしたが、
無痛分娩という前衛的な出産を自分がすることになるとは夢にも思いませんでした。